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100年の時を超えて

ここ数ヶ月、定期的に実家へ帰省しています。
畑仕事や断捨離を手伝ったり、
竹採りに行ったりと毎回、大忙しなのですが…
そこでたまたま、山桜とすず竹でできた箕を発見!
母に詳しく話を聴くと、曾祖母が作ったもの
でした。



昔はとにかく貧しかったので、
箕の他に簑やかごなど、何でも手作りだった
そうです。

母が高熱を出すと、寝ずに看病してくれた
曾祖母。
100年の時を超えて、曾祖母の優しさに
触れたような気がしました。

修理をしながら、この先もずっと大切に
使い続けていきたいと思います。


始動

年明けに、突然始まった母の手術。
暖かくなる春頃にと思っていたので、
年末、病院から連絡が来た時は、
家族全員、大慌てでした。
手術は成功し、先日、無事に退院したので
ひとまずホッとしています。



↑写真は、広島へ旅立つ予定の手提げかご。
年末から年明けまで、全く作業が
できなかったので、竹に触れられる喜びを
久々に感じました。

今年は、たくさん感動する体験をし、
心豊かな一年にしたいです。
2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。




感謝を込めて

2018年もあと少し。
今年も、たくさんの方々に
支えていただきました。
いつも応援して下さる皆さま、
本当ににありがとうございます。

すでに、ご存知の方も多いと思いますが
材料となるすず竹は、5年前より花が咲き
大半の山で枯渇しています。
すべては再生のためと、
自分に言い聞かせていますが、
愛するすず竹が枯れる姿を見るのは、
心が張り裂けるほど苦しいです。

研究者の方によると、再生まで15~20年
かかるとのことでした。
(根曲がりは、10年だそうです。)
わずかに残った群生から、少しずつ再生して
いくため、採りすぎると再生は難しいそうです。

保存してある竹と残された山々を
大切に管理し、再生までの10年を
何とか踏ん張りたいと思います。



先日は、大先輩の手提げかごの修理を。
小ぶりで使いやすそうな手提げでした。
末永く、お使いいただけますように。

喪中のため、新年のご挨拶は控えさせて
いただきます。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎え下さい。



柄ざるの修理

お蕎麦屋さんで、現在も使われている
柄ざるの修理のご依頼をいただきました。
(わんこそば用なので、小さめです。)



解体してみると、私が習った作り方とは
全く違っていたので、とても勉強に
なりました!
意外と簡単な作りなので、
いつかワークショップを開催したいと
思います。

来年から、新しい試みも始まりそうです。
詳細が決まりましたら、また改めて
ご案内いたします。

高江柄竹細工の記録

もう少しで88歳になる高江柄竹細工、
最後の職人、内洞さん。
今月もたくさん籠を作っていました。



「山へ竹を採りに行く時は、
おじいちゃんに無事に帰って来られるように
守ってね!って、毎回お願いするんだよ」
と話す内洞さんの姿に
なぜか涙が止まりませんでした。
(年のせいか、最近すっかり涙もろくなりました…)

冬には、真竹のみを使って製作する
大きな「リンゴはけご」を作る予定だそうです。
この地域では、昔から真竹のことを
「タナバタ」と呼ぶそうですが、
次回、また詳しく伺ってみたいと思います。





プロフィール

hashimoto akiko

Author:hashimoto akiko
岩手県在住。
すず竹という細い竹を使って
籠を作っています。

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